まるくに

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視線が合うと、目がきゅっと細くなってゆみなりに笑う。日常の中で見つけたお気に入りの仕草や表情があることは秘密だ。長い間抱えているこの気持ちは絶対に彼には伝えられない。
そう思いながら彼の顔を見上げる。彼はまたきゅっと目を細めた。

視線が合うと、主様の口角が少し上がって目尻が垂れる。そのお顔が大変可愛らしくて好きだった。この気持ちはまだあなたにお伝えできていない。いつか主と執事の関係ではなくなったら、あなたに唇で触れることをお許しください。


誰にも言えない秘密について

6/5/2023, 10:58:10 AM