月下の胡蝶

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お題《優越感、劣等感》



月になりたかった。




僕の抱いた夜の底を照らしてくれる月。僕は月に憧れてる、ずっと。



太陽になりたかった。




僕の胸には輝くものがない。僕は太陽に焦れている、ずっと。





それでも僕は僕が誇りなんだ。






《人》には《人》の、《自分》の素晴らしさがあるから。




7/13/2022, 11:43:56 AM