白夜

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私には仲の良い同級生の男友達がいる
友達というより幼馴染みなんだけどね(笑)
まあよくある生まれた時からってやつ
これもあるあるだろうけど、関係的には家族みたいな感じかなぁ
この関係が変わることはないと思ってたいた...
中学生までは…
私達が中学校の卒業式の一年前の事、いつものように学校帰りに二人でマックで勉強をしている時だった、彼が急に「○○ってさぁ、高校どこ行くか決まったか?」と言われて私は「まだ、ちゃんとは決めてないけどここ良さそうだなぁって思ってるところならあるよ」と答えると「へぇーまさか男子校か(笑)」とバカにしたような言い方で言ってきて「失礼ねぇレディーにそんなこと言うかね」と言い返した。
すると、いつもなら「えっ!○○ってレディーだったのか(笑)」とか「そんな男みたいなオーラ出してるから男かと思ってた」とか言ってくると思っていたのに
「ごめんごめん、そんなに怒るなって(笑)」
「今日は謝ったから許してやろう(笑)」と2人で顔を見合いながら笑った。
「そういえば、○○って彼氏とか作らないのか」といつもはしない質問をしてきた
私は思わず、「えっ!」と声を上げてビックリしてしまった
すると「なんだよ(笑)そんなに驚かなくても良いだろ」と苦笑いしながら言ってきた
「だっていつもならそんな質問しないのに、何で急に?」と私からも質問すると「俺達も一年後には高校生だろう、だからそろそろそういうのも作りたくなるのかなぁって思っただけ、まあ○○はそんなの興味ねぇか(笑)」と笑われた。
確かに興味はなかったでも、なぜか笑われたのが気にくわなくて私は彼に「私だって高校生になったら彼氏ぐらい作るし」と思わず言い返してしまった。
言い返したあと彼の顔を見てみると、少し曇った顔をしていたなぜそんな顔をしたのかその頃の私には理解が出来なかった
そして少し気まずい空気が流れていたけど、2人で家に帰った
そして翌日は昨日の気まずい空気を忘れるくらいいつものように学校に通いしゃべったりマックで勉強をしたりする日々が続いた
でも、その日から段々と一緒に帰ったり勉強したりすることが減っていき、一か月後には一日に数回しかしゃべらなくなった。みんなからは(喧嘩したの)とか言われたけど、受験生はしゃべってる暇なんかないからみんなには(勉強をしててそんなにしゃべる時間がないだけ)と言った
そして、私は無事に受験当日を迎えることができ
その一か月後の今日は高校の合格発表の日になり、合格発表の時間になるまでソワソワが止まらなかった、私の高校は時間になるとスマホからでも見れるのでお母さんと2人で嫌な沈黙が続きながら待っていた。
発表の時間になってスマホに受験番号を打ちスライドしながら見てみるとスマホの画面には合格と2文字ででかでかと書いてあった
私はお母さんに「合格した!」と満面の笑みでその画面を見せた
お母さんもすごく喜んで「良かったね、今日は○○の好きな物食べに行こうね」と行ってくれた
そして、彼にもLINEで『どうだったと思う?😏』と聞いてみた『質問で返ってきたってことは○○も合格したんだな』と言う返事が返ってきた
『正解😁○○もってことは、あんたも合格したってこと?』と聞き返すと『うん』と一言返ってきた
彼もまさかの同じ日に合格発表があったのだ私も聞いたときはビックリしたけど2人で合格できて私は嬉しかった。でも、ひとつだけ疑問なのは何回聞いても彼がどこの高校を受けたのかは答えてくれなかった
今日も学校で聞いてみたけどはぐらかされて聞けなかった。
彼に前の日、「明日もし2人合格できたら言いたいことがあると言われていた」私はなんの事は分からなかったけど、受けた高校を言ってくれるのかと思って彼にその事を聞いてみた
『そういえば、昨日の言いたいことがあるって言ってたけど何?』と聞くと彼は『今から会えないか?』とメールが来た『良いけど、どこに行けば良いの』と聞き返すと『今から○○の家に行くから玄関外で待ってて』と返信がきたので『わかった👍』と返して玄関外で待っていると、彼が息をきらしながら走って来て「待たせてごめん」と会って早々に謝られた、私は「全然待ってないけど話って何?」とほんだに話を変えた
すると、彼が真剣な顔でこう言った「え~っと合格おめでとう」とまさかの言葉だったので私は「まさかそんなことを言うためだけに会えない?って言ってきたの?」と言った「それもあるけど…」と言いながらそっぽを向いて私にこう言った「…○○のことが、小さいときから好きだったんだ、だからもし良かったら幼馴染みじゃなくて俺の彼女として隣いこれからもいてほしい」と急な告白を受けた私は思わず「これまでずっと幼馴染みで一緒にいたのにそんなこと言われても…一回考えさせて」と彼に言った彼は少し寂しそうな顔をして小さくうなずいて帰っていった。
本当は私も心の底では彼の事が好きだったでもこれは違うといつも、言い聞かせていただから彼から告白をされて嬉しかったでもこの今の関係が壊れるかもしれないと思うと、怖かった…
そして告白から一週間たった頃、まだ私の気持ちは固まっていなかった。
私は彼に会いに行きこう言った「卒業式の日に返事返しても言い?」
彼は「わかったその日まで待ってる」と言ってくれた。でも、卒業式までそんなに時間はなかった、私は必死で悩んで決めた
卒業式当日
彼に私は「卒業式終わって時間ある?」と聞いてみた
彼は(コクり)とうなずいた「卒業式終わったあとで話したいことがある」と彼に伝え、卒業式本番を迎えた
そして、卒業式が終わり彼と2人っきりで教室に行き私が何週間悩んで決めた返事を彼に伝えた
「私も本当は○○のことが好きだっただから、告白された時本当に嬉しかった…でも怖かった…今のこの関係が壊れるのがでも私は今どうなりたいかじゃなくて今どうしたいのか私が○○とこれからじゃなくて今を見ないといけないと思っただから私は○○と付き合うことにした。こんな下品で女気ない私でも良ければその返事オッケ~しても良い?」と今の気持ちを伝えた私は不安になりながら顔を上げると彼は泣きながら喜んでいた。
そして、私たちはあれから10年後彼氏、彼女じゃなくて夫と妻と言う言い関係を築くことができた

7/12/2024, 3:52:21 PM