翡颯

Open App

1年前は、なにをしていただろう。

この時期なら…夏季大会。

忘れられない、あの2日間。



当時中学3年生だった私は、8人いた3年生の中でも、リバウンドの柱として、活躍の場を持っていた。
入学、入部時、結構期待されていた部分が多く、その頃には、期待に応えられるようになってたと思う。
そんな夏季大会…中体連1日目。
1日目2つ目の試合で、私はコートへと出た。
私にとって、最初で最後の中体連だ。
絶対、チームの役に立ってみせる。県大会、行ってみせると意気込んでいた。
が、数分後のこと。
ボールを追いかけて、ギリギリでコートに戻した時。
壁に思いっきり手をついたせいか、手首に激痛が走った。
今でも覚えている、「あ、これ終わった」という絶望感。
試合は止められ、私は試合後、すぐに病院へ。
その日は土曜ということもあってか、やっている病院はやけに少なかった。
なんとか、家の近く(とは言っても4キロくらい)の病院に辿り着き、検査してもらうと、まぁ予想通り、捻挫していた。
2日目は、出ることも許されなかった。
まぁこんな怪我では、出るもクソもないんだけど。
そんな感じで、私の中学部活動は幕を閉じたわけだ。
これは、丁度1年前の話であって、実際、今の私のやる気にも繋がる出来事となっている。

ここまで読んでくれた人は中々な物好きだと思うが、まぁ、感謝はしておきたい。
御静読、ありがとうございました。


※この話はしっかり全部ノンフィクション(本物)です。

6/16/2024, 10:02:42 PM