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木漏れ日の光がウザったらしい。
どいつもこいつも。
理解したとか言って。
なんもわかってないくせに。
じゃあ、答えてよ。
僕の何を知ってる?
僕の好き、僕の感情。
僕の理解、僕の環境。
全部、応えてよ。
そんな、隙間から覗く、
小綺麗で、汚い愛なんていらない。
ただ一心に、
注がれる光こそ。
美しいのだ。
そんなことを望む時点で。
僕は、救いようがないが。
草原に、寝っ転がって。
木の隙間から覗く光を。
ウザいと思うのは。
どーゆう感情なんだろうか。
知りたいけれど、知るのもめんどくさい。
光とは、いいものなのに。
隙間から覗くということだけで。
なぜあんなにも、嫌いになるのだろうか。
木漏れ日が悪い訳では無い。
光は、いいものだと思うから。
だけれど。
僕は、注がれるような人ではない。
だって、
一筋の光を望む人だ。
そんな人は、細々な光など。
あってはならないのだ。
ねぇ。
聞いてどう思った?
これを聞いてもまだ。
「わたしは君を理解してる」
なんて言える?
言えるのであれば、
...いや。
言えないのであれば。
分かっただろう。
僕がこんな人間だって。
...それでも。
それでも。
僕を理解したと言ってくれるのならば。
全部じゃなくとも。
受け止めてくれるのならば。
木を退けて。
僕を迎えに来て。
待ってるから
さ。
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5/7/2025, 10:11:00 AM