否定されて、馬鹿にされて、私は自分の心のからに篭もった。下ばかりを見て、とても広くて青い空の存在を忘れていた。涙が枯れ、私は上を見上げた。すると、ただただ青く遠くまで続いている空があった。私が引きこもっていた心の中なんかよりも、広くて壮大で……。でも、私にはもうそんな空を美しいとも思えない。心は、濃い青に染まって、もう誰にもおとせないから。
10/23/2023, 11:50:18 AM