何故そこまでの熱量を長時間保てるのだろう…
今宵も延々と愚痴を聞かされている。
残業したせいで、聞き手役は私一人。
娘は避難し終えて、自分の部屋で息を潜めている。
幾ら嘆こうとも助けはこない。
反論の余地は無い。
ならば、と同調してはならない。燃料を投下するだけだからだ。
チラリと時計を盗み見る。
もうすぐ明日がやってくる。
終わらせるために、オシッコでも漏らしてやろうかと、本気で考え始めた。
——— 終わりのない物語 ———
1/25/2025, 3:03:09 PM