目にかかる前髪、長い睫毛、すこし尖った唇。ああ、このまま時が止まればいいのに。休む間もなく、只管、ながれ続ける時間に逆うように。剥がれ落ちた記憶の破片をひとつ、またひとつ組み合わせた。甦る、夏のおもいで。あの日、きみと話したこと、嬉しそうな笑顔、真剣な表情。ああ、やっぱり覚えている。時を止められなくても。11/5「時を止めて」 8
11/5/2025, 1:57:50 PM