毛布

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ミもフタもない話をしちゃっていいのか迷うので、そういうのが嫌な方は今回下記は読まずにスルーしてください、お願いします。

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これはユヴァル・ノア・ハラリがサピ全で書いてたんだけど、ヒトの自覚的な幸福感というのは、脳内のセロトニンとかの分泌量らしい。その基礎分泌量にもヒトによって差があって、高いヒトには常に幸福感があるし、さらにいいことがあったときの幸福感も強いらしい。そしてこれが低いヒトは、いいことがあっても得られる幸福感もそこそこ。
そして、いくらいいことがあってもそれは長続きせず、その後すぐに基礎分泌量にまで戻るので、低いヒトはなんだかんだとくすぶって不平も多くなるらしい。

さらには、ヒトが感じる最上の幸福感は、家族関連で良いことがあったときなんかではなく、単純に「麻薬」を使ったときに得られるもので、これは常習者が異口同音にこう言うらしい。
しかも、使い始めの数回が最上らしいんだけど、これもだんだんキマらなくなるらしい。
だから、人間社会を幸福にするには、生産性や倫理性を損なわないような化学製品が開発されるだけでいいだろう、とか書いてた。(これ、すぐに政府が管理する配給制になって、都合よく利用されるような気もする...)

だから、生活環境、つまり健康や衛生や収入や社会の治安が改善することが幸福の改善には望ましいんだけど、でもそれはあくまで前提条件の一つ。過去の酷い住環境で寿命も短かった社会でも、幸福なヒトは幸福だったし、これがいくら劇的に改善しても、すぐに不平不満に戻ることは、自分たちも経験済み。

ただし、分泌量が低くて幸福感がない、不満が多い人物は、配偶者やコミュニティからは敬遠されるだろうから、生活環境は不利になる。

んだそうだ。
これによれば、結局のところ幸福感は脳内の化学反応ってことになって、これは設定値が人によって異なる。
ここで、幸福感が低いと社会から敬遠されて不利な条件になるので、意識的に幸福感を演出しましょう、というのがよく言われている「波動」とか「引き寄せ理論」なんだろうけど、でもそれは個人の幸福感の本質には影響がなということなんでしょう。

こうなると、人間性の真実とか分け隔てのない愛とかはあっさりと排除されてしまって、本当に身も蓋もない。

4/1/2026, 12:08:13 AM