朝起きる。熱がある感覚がある。もしかして、風邪か。疑問を抱く。体温計で熱を計る。37.0。微熱である。
今日は平日。仕事の日。職場で計り直せばいいだろう。37.5になれば、体調不良で早退になる。しかし、世の中そう上手くはいかない。
出勤している間に平熱になり、そのまま仕事へと直行となる。そうなると予想する。先読み程度だ。
最寄り駅に行き、少し待ち、電車に乗る。いつもの通勤。熱も治まってきている。今計ったら、36.5や36.9ぐらいじゃなかろうか。そうなれば仕事だろうな。いつもと変わらない。
職場に行き、体温計で熱を計る。36.5ぐらいだろうか。そうなれば仕事だ。潔く入ろう。
音が鳴り、体温が表示される。37.4。見間違いじゃなかろうか。もう一度計る。今度は、37.2。
仕方ない。上司に報告して、その後、早退しよう。
上司に報告する。念のため、病院に行くよう告げられる。それもそうだろう。熱以外、これと言って不調は無いのだから。
帰りに病院に連絡して、受診の予約をする。念のため、別口から入るよう指示された。感染対策だから仕方ない。
結果は熱発だった。喉の痛みも無かったしな。
微熱だからと言って、甘くみるべきではない。それが今日の教訓だろうか。そう思った冬の一時であったーー。
11/26/2024, 12:14:49 PM