明日終わるかもわからない世界暗く影が伸びた淑女彼女は汝らの憐れみ傷んだ心を癒す唄を頬に涙を伝いつつ詠う彼女は泣いた理由もわからないまま汝らの讃美歌を淡々と哀しさを重ね両手を広げ、空を抱いている眩しい太陽を隠している雲の頬を優しく撫でる純白の雲は雨になり消える明日終わるかもわからない世界澱んだ心情を晴らす空の蒼さは幾人の人々を照らすだろうか『キリエ』
11/7/2024, 10:11:48 AM