霜月ミヲ

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『脳裏』

3月15日 曇り
今日は朝、予定なし。
昼からリモート会議に参加。

今日も頭が痛かった。
誰かにハンマーで軽く叩かれて、それがじわじわと広がって、目がきゅっと引き締まって眉間にじわじわと広がったものが集中して、そしてカツン、とひとつき。
なんだか不思議な痛みがあった。

頭が痛くなった後には、必ず貴方の笑った顔が脳裏をよぎっている。
場所は決まって雲ひとつない花畑。

その殆どが白昼夢のようなもの。たまに現実との区別がつかなくなることだってある。

貴方が私の前に姿を見せなくなってひと月がたった。貴方は今どこで何をしているのだろうか。

そんなことを考えるだけで、貴方の顔が脳裏をよぎるだけで、目が眩んでしまう。


ほんとうに、馬鹿ね。貴方は、何時までも。 

また明日も、貴方の笑顔が脳裏をよぎる。
まるで、「あの時」が無限にループしているみたいに。

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3作目。駄作。日記体にしてみましたが、どうも失敗してしまったようです。

11/10/2022, 9:00:50 AM