ケイ

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突然の君の訪問
たまにはラブロマンスがいいな。
対立するんじゃなくてさ。
そう思っていた矢先だった。
買い物途中、ふと見知った背中が見えたんだ。
ずっと会いたくてたまらなかった君だった。
2度と会うものかと思った君だった。
きっと僕から話しかけたんだね。
少し気まずい空気の中
雨に打たれながら一緒に帰る事になったみたい
これがラブロマンスかと言われたら少し違うだろう
でも僕はここ止まり。それ以上はいけない。
そしてこのささやかな日常さえすり抜けていく
だってこれは夢だもの
夢から覚めて仕舞えば霧がかかってしまう
もう細かいところは思い出せない
どこかに記しておかなければ消えてしまう。

8/29/2024, 12:20:13 AM