懐かしく思うこと故郷の実家から学校までの通学路春は草の匂いと少しの不安と期待感新しい少し大きな制服夏は青い空と袖についた絵の具の鮮やかさに気づき笑う秋は乾いた風と落ち葉を踏みしめる音とローファーの底に伝わる感覚冬は鼻奥に感じる締めつけと握りしめる缶のココアの熱息の白さすら景色となる故郷に帰ったら歩いてみようかなきっともう同じ感覚ではないけれど道のどこかにあの頃の思い出が転がっているのかもしれないかなで
10/30/2022, 1:03:39 PM