泡藤こもん

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『ここではないどこか』へ。そう銘打たれたレーベルが気に入っている。
どれも、異世界だったり。貴族から庶民へ、はたまたその逆へ。あるいは後宮のような特殊な環境へ。思いもかけず、はたまた今までの自分から脱却する意図で。それまでとまるっきり立ち位置の変わった主人公達が奮戦する話ばかり。
それを楽しむ私はいつまでも自宅のソファーの上で、心ばかりをどこかへ飛ばしている。

6/28/2023, 6:06:42 AM