悠々

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今日話したことを覚えているだろうか?
何歳まで生きたいのかという話だ。これから先、平均寿命は伸びていくことだろう。先端医療が進み、高齢者はどんどん長生きをし、120歳や130歳の人達が増えていくかも知れない。
私は30歳まで生きられたら、良いと言った。君は老衰で死ねたら良いと言った。私はこれまでの人生が、とても充実した良いものだったと言える。だから、死ぬことに後悔など無い。だが、君の側にいられる期間は、思ったよりも少ない。大学が違うのだから、その期間も含めればもっと少なくなる。だから、毎日だって君に愛を行動で示している。明日生きられるか分からないから。どうにも私は死と言うものに、恐怖を抱かない。それは、誰にでもどんなものにも訪れるものだと思っているからなのか、それとも大切な人を2度も失っているからなのか、分からないが、いつその時が来ても悔いはない。一つ言うならば、大切な人を守り続ける事が出来ないのが残念だが、特段私が居なくとも皆しっかりしているので大惨事にはならないと思うが、人生何があるか分からない。だから、一応の保険は掛けておこうと思う。何かあった時に、大切な人達を守れるようにする切り札がある。それを行使する時が来ないことを願っているよ。ただ、今は君との惚気話を、今の君がどんなに素敵なのかを話したい。今、君は私の側にいて、私の髪に触れ、目を細める。赤い頬に、赤い耳、少し恥ずかしそうに私の名前を呼ぶ。慣れていないのか、少し声が震え、上擦っている。優しい目をして、私を見つめている。いわゆるいじられキャラの君は、なんだかんだ可愛らしい。天然で、臆病で、人の気持ちが分かる君は、いつも人に優しい。男女隔たり無く、平等に。そして、少しだけ皆より私に優しくし、甘やかす。君は、察すると言うことが出来るので、本当に気が利く。何も言っていないのに、準備をしてくれたりする。頭の中でも覗けてしまうのだろうか?だが、髪型を変えても、聞かなければ可愛いとは言ってくれないが、聞けば満面の笑みで可愛い言ってくれる。時々、ゴールデンレトリバーなのでは?と思うが飼ったことが無いため比較は出来ない。動けない私を余所に君は、いつまでも私を待つ。と言うよりは、自分から動けないから私から動くのを待っているだけの気もするが。優しさに理由がない君は、温かい心を持って接してくれる。それが、君の素直な言動であることを知っている。怒らないし、怒れない君がどんなに希少でどんなに私を救っているのか君は知らないことだろう。好きと言う2文字では収まりきらない愛情を君は私に寄り添わせる。大切に思っていてくれている。私の事を考えてくれる。何て良い彼氏なのだろうと常々思う。私にはもったいないくらいだ。でも、独り占めしていたい。段々私を好きになっていったらしい君は、日常に不満を持ちながらも共に歩む道を模索してくれる。私が今君にしてあげられる事は、自分を精一杯生きることだ。君に支えられ、応援されている私は、努力しなければならない。私はやりたいことが星の数ほどある。どれも一筋縄ではいかない難題ばかりだ。だからなのか、とても楽しい。自分の限界を超える日常だ。最近、体ががたついているが、まあ、まだ大丈夫だと信じたい。もし、やりたいことが全部成功したら、また納得のいくまでやり遂げたら、褒めて欲しいものだ。今君は、やりたいことがあるだろうか?今君がしたいことを全力ですることをオススメするよ。今は今しかなく、今が一番若いのだから。私の彼氏なのだから、それくらい出来るだろう?好奇心が尽きることの無い私の側にいるのだから、君は君の好奇心に従って行動してみてはどうだろうか?きっと困難な壁が待ち受けていたとしても、君なら大丈夫。私の彼氏なのだから。今の君が君であることを私は切に願っている。

2/27/2024, 9:15:02 AM