いつもと同じ景色を君といつもと同じ様に歩く。君はいつも笑顔で僕はその笑顔が好きだった。
今日はいつもより君の元気がいい気がする。
いつもより笑顔が多くて、でもいつもは見せない悲しい顔を時々見せて、笑ってた。
僕は悲しい顔をしているのに気づいてたのに君が笑ってたからなにも聞けなかった。
いつも通り君の家の前で解散する。
君はいつも「またね」と笑って言うのに、今日は「バイバイ」と悲しそうに笑った。
僕はおかしいと思っていたけど、結局なにも言えなかった
次の日の朝、学校に君の姿はなかった。
先生が来て、君が自殺したなんて僕たちに言った。
僕は理解が出来なかった。あんなに笑ってたのに、それと同時に君が悲しい顔をしたのを思い出した。僕は、学校を抜け出して君の家に走った。君の家に着いた瞬間僕は涙が止まらなかった。僕が泣いていると、目の前に君がいた。君は「ごめんね。」と僕の顔を見て申し訳なさそうに笑った。謝りたいのは僕の方なのに。
8/7/2025, 3:02:34 AM