カーテン揺れている、薄くてやわらかな境界線。光と影を分けるその布は私の心そのものだったかもしれない。見せたい自分と、隠してきた願い。静かに風が吹くたびにその境界線がふわりと揺らぐ。もうすぐーーそっと手を伸ばせばその向こうに新しい空がある気がする。誰にも見せなかった夢をそっと、ひとひらの勇気で照らしてみよう。このカーテンは、隠すためじゃない。超えていくために、ここにある。
7/1/2025, 4:15:02 AM