にゃあっと
ただ私をじっと見つめてくる。
君の詩を書いてきたんだよ。
でも57577なんて全然気にしない
本当にただの文だけど。
メモ用紙を取り出して
君の前で読んであげる。
君を照らす月は
君の目と同じ黄色。
君を照らす太陽は
君の声と同じ明度。
私を照らす君は
私の幸せそのもの。
にゃーっと
君は私の書いた詩を褒めてくれた。
人前で読んだら
詩なんていえたものじゃないと
笑いものにされるだろうなぁ。
なのに君はとっても優しいなぁ。
頭を少し撫でて
それからぎゅっと抱きしめる。
君の目は、鳴き声は、
本当に綺麗だなぁ。
生き物の温もり。
自分より小さなものなのに暖かくて
優しくて綺麗。
ずっとここにいたいと
心から願ってしまうほど。
"Good Midnight!"
真夜中の君は
闇から私を救い出してくれる
神様みたいだった。
その黄色い目が
その明るい鳴き声が
私の全てをどうにかしてくれた。
11/16/2025, 3:41:48 PM