noname

Open App

思い浮かんだ言葉は
「七草粥」
でした。
馬鹿ですね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

神社。
の、
隣にある草原。

不思議な場所。
だって、
何も無いんだから。

確かにあるのは、
そこにいたのは。

僕だけなのだから。

誰も居ない、
楽園のような場所。

でも、手入れされてなくて。
ボッサボサに生えた雑草たちはいる。

唯一の友達で。
僕だけの楽園の住人。

不思議だよね。
疑問だよね。
誰も居ないのに、僕が居て。
何も無いのに、雑草は生えてて。
神社なのに、楽園なのに。
神様も、楽しみもない。

だから、いつも思い出すのはそれだけだった。

それなのに、。

いつからだったんだろう。

夏と言われて。
草と言われて。

思い出すのは、

「神」(あなた)なことを。

まぁ、わかってはいるんだけど。

だって、
何も無いこの地に、
現れたあなたは、
僕の目を、

全てを、

奪っていったんだから。

僕も、雑草も、楽しみも、神も。

あなたの前ではひれ伏せる。

…神が2人居る?
あはっ…比喩だよ。

僕は、
不思議でしたかないんだ。

なんでここに居たのか。
なんでここに居るのか。
なんであなたは現れたのか。
なんであなたは見たのか。
何を、あなたは見たのか。

【夏草】

思い出せない記憶に。
馳せてる僕に。
連れ去る君に。
何も"無かった"この地に。

楽園に。

神社に。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「何を願う?」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

8/28/2025, 10:40:10 AM