とらた とらお

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ことば、行動、目、仕草。
優しさの表し方はひととおり体得していた。

でも、たった1人。
たった1人の存在で、その優しさは数段上の優しさに変わりうる。

言葉じゃないところに、行動の余白に、瞳の奥に、仕草の余韻に、深い愛情をもってして、底知れぬ優しさが放出される。

たった1人の存在から放出された、その優しさに当てられて、気づけば自分も放出していく。

まずは相手に。
次第に周りへと。
優しさは波及していく。

愛おしく思う気持ちが、次第に人々を変えていく。

奥深い優しさは、とても心地いいものだから。

1/28/2023, 5:23:41 AM