心に火がつくというのは、こういう感じを言うのだろうか。 否、少し違うだろう。わたしが彼女と向き合ったときに感じたのは、例えるなら滝に打たれるだとか、大樹の前に立つだとか、そういったときに身を貫くような感情に近しいものだろう。 しかし、以後、わたしの心は彼女らとの再会を望むように生にしがみつき始めた。 これを火がつくと例えるのも妥当と思える。 近いうちに必ずまた会える。 わたしはそう確信している。『心の灯火』
9/3/2024, 9:33:47 AM