フロムソフトウェア社の○にゲーとかもするんですけど、あれって単純に難しいだけではなくて、すごく絶妙に意地も悪い。
いやなタイミングを見逃さずにいやらしい攻撃をしてきたり、逃げ場がない状況には計算され尽くしたいやらしい障害物が置いてあるんだけど、そういうとてもいやらしいことを、デカくて怖い異形のボスが仕掛けてくるので、なかにはクソボスとか呼ばれている方もいる。
だからクソボスによっては、ゲーム進行に影響がなければ、嫌がられて1回しか戦ってもらえなかったりもする。
そこで思い出すのが、風雲たけし城という番組があって、そこに参加者が迷路を駆け抜けるコーナーがあった。
この迷路のセットが、屋外のどこかの泥濘の中に作られていて(おそらく緑山スタジオ)、さらに迷路内にはゴツくて恐ろしげな二人、丹古母鬼馬二さんとストロング金剛さんが配属されていて、迷路で逃げ惑う参加者に恫喝しながら襲い掛かり、容赦なく迷路の外の泥沼に叩き落とすという阿鼻叫喚が繰り広げられていた。
ちなみにこの風雲たけし城、海外でも放映されてて大人気だったらしいんだけど、そこで思ったのは、たぶん丹古母さんもストロングさんも、収録の合間は実はいいおっさんで、いかに楽しく絶叫して泥まみれになってもらうか、あれは極上のすごいサービス精神だったんだと思う。
そう思えば、フロムゲーのクソボスたちも、プレイヤーに楽しく「うげげげ、クソがあ〜!(cv.笑顔の時間)」とか言ってもらうためのサービス精神のかたまりで、ステージが終わればきっと楽屋に帰って、楽しそうに反省会してるに違いない。
ここまで分かってしまえば、火の巨人もスピラの査問官も、一緒に楽しく遊んでくれる実に良く出来た、愛すべき仲間ですよ。
12/10/2024, 11:36:53 AM