nmmnです。読む際は注意してください。
『天災、疫病、飢餓
災厄に見舞われた国を立て直すべく、元号が「神和」に改められる。
それから早数年。
魑魅魍魎、有象無象が跋扈する皇都は、「人」「神」「魔」、
それぞれの陣営が奇妙な均衡を保つ都市へと変貌していた。』
私の推しは明日存在しているかも分からない、そんな世界に住んでいるらしい。
彼らの世界においての魔というものは人でも神でもないものであり人間の負の感情から生まれてくるらしい。全ての魔が悪なわけではないが害をなしてくるものが多いそれは祓魔師である彼が日々命をかけて祓っている。
神においても必ずしも良い影響を及ぼすのではなく神に魅入られた人間は神隠しにあい存在自体が無くなってしまうのだとか。その後、神になるのか玩具として過ごすのかは私には定かでは無い。そんな神に御加護を頂くべく官吏である彼がリスクを背負って毎日のように神に謁見をしている。
魔が人間に及ぼす影響を調べ弱点を見つけ出すのは研究者である彼だ。直接神と対面する訳でもなく祓魔のために前線に出ることも多くない研究者はそれでも人のために魔を研究し作戦をたて自らの身を費やしている。
そんな彼らは今この時間を「黄昏」ではなく「逢魔ヶ刻」と呼ぶことが多いらしい。語源は分からないがおそらくは「誰ぞ彼は」と同じ、薄暗くなる時間帯に顔が見えずらくなることからだろう。顔が見えずらくなればそのものの存在は薄くなる。人なのか魔なのか分からない。気がついた時には隣にいた友人が神に連れていかれ存在が消えうせてしまっていたり、魔に食べられ跡形もなくなっていたり、友人だと思っていたのに実は魔だったり。とにかく、この時間帯には事件が多い。その事から「逢魔ヶ刻」と呼ばれるようになったのだろう。
そして彼らの住む世界は桜魔皇国。桜魔ヶ刻、、、
この世界に住む私には何も分からないが、彼らがせめて死ぬことが当たり前の世界で死にたくないと思ってくれるように安心できるような帰って来れるような場所を、未練を残せるような居心地のよい場所を、
そう思いながら毎日この時を過ごしている。
__たそがれ__
※実際に存在する人物、又は団体にはなんの関係もありません。
彼らをみて日々私が思っていることを書いただけです
これを見て不快になってしまった方がいたら本当に申し訳ございません。
10/2/2024, 8:22:13 AM