夜空にたった一つ輝く、小さな星。大切な人を失った夜、初めてその存在に気づいた。星は微かに明滅していた。まるで、寂しいと泣いているような、あるいは、「同類」の自分を慰めるような、美しく、孤独な光だと思った。どれだけ手を伸ばしても、あの星には届かない。だからせめて、あの星のそばには寄り添ってくれる光が現れますようにと願った。【星に願って】
2/10/2025, 10:50:37 AM