惰眠

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My Heart

桜の木の下に埋まっている。
わたしのココロはそこにある。

桜の木の下で、君に想いを告げた。
君は笑って、わたしを地面へ押し倒した。
どうしてか、君はわたしに土を被せていた。

春は、わたしにだけ来なかった。

わたしのココロを、土越しに誰かが踏みしめて
「はいチーズ」という声の後にシャッター音が鳴る。

きっとここは一面、春景色。

桜の木の下で眠る、わたしのココロ。
出会いと別れの春の下で、静かに、静かに眠っている。

3/27/2023, 8:17:18 PM