快晴の眩しさには、大抵コテンパンにやられる。眼の疲れから頭痛になり、肩も凝ってきたりする。
昔、ホームセンターで買い物していて目に入ったサングラスを買った。「日本競歩協会推奨」などというシールが付いていた、スポーツタイプのものだ。紫外線アルファもベータも99%カットなんてシールも付いてた。これでだいぶ楽に過ごせるだろうか…と思いながら、眩しい快晴の日に、そのサングラスをかけて外を歩き、まだまだ元気だった祖父母の家に用事で行った。
「あらあらあらあらあらあら…」
サングラスをかけていた私を見た祖父母の第一声である。…かなり堪えた。…えっ、どんな形のサングラスなのかって? スポーツタイプだってば。顔の形に沿う曲線フレームに、外側から目が全く見えないミラーグラス(樹脂製)で、目に光が入らないようにフルカバーするフレームの形から、横に長い印象の全体像になる。
とりあえず、私がそのサングラスをかけると、「あらあらあらあらあらあら」なんて言われちゃう印象らしい。「そんなに変かな」と聞いてみても、「あらー…」だけ。気になってしまって、きょうだいにもサングラスをかけて「これどう思う?」と聞いてみた。曰く、「お前それはやめとけ。だいたい何処で買ったんだそんなの」ときた。私は静かに答えた。「お前の店だ」と。
結局、どう見えるのか明確なコメントは誰からも得られなかった。ただただ、「うわー…」という雰囲気だけ。快晴の日の、「うわー…」「あらあらあらあらあらあら…」
ほんっと、どう見えてるんだ?
4/13/2024, 1:24:44 PM