漣 蓮斗 中間で更新遅め

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5歳の時に親が死んだ。死因は忘れた。そんなことより死んだことを受け止めれてなかったから。

でも、

「帰ろ〜〜!」
「..いいよ」

「ーーーーーでね〜〜〜がw」
「..w」
小学2年生の頃。親友ができた。嬉しかった。こんな僕といっしょにいてくれることが。

中学生でも、

「..学校行くぞ〜!」
「...期末やだなぁ」
「..赤点取る自信しかないよ!」
「自慢げに言うんじゃないよ...」
一緒の学校でたくさん経験をした。修学旅行で迷子になったのは秘密。

高校では、

「待っt」
「「「キキーッ」」」
「....ぇ..嘘..だよな...」
別れは突然だ。何も知らせないで大切を奪っていく。"また"失ってしまった。高校3年生の最後の春。その季節も、年齢も受け入れられなくなっていた。大学生活は記憶にも残らないくらいに僕の心は傷ついていた。

「...君も僕を捨てるんだね」
何一つ曇りのない満月の夜に放った。

君に届いてることを願って。

おわり

7/12/2024, 10:40:42 AM