蝉が鳴き続ける。じわじわと照り付ける太陽の下、僕はひとりこの夏に取り残されてしまったようだ。太陽は暮れず、ただ僕を焼き続ける。きっと僕はこのまま溶ける。雨にもなれない液体になったあとその場に留まり続ける。正真正銘の役立たずになるんだ。
7/27/2024, 1:01:19 PM