※BLです。ご注意を。お題ガン無視です。書きたいとこだけ。
(続き)
「お仕置き?!は?うそ、何で?!」
悟は慌てて拘束されてた腕を解こうともがくが、びくともしない。
その気になれば一瞬にして解ける事ぐらい自分でもわかっていたが、それをしてはいけないと本能が訴えていた。
俺が任務中に電話したから?1人で気持ちよくなってたから?
でもそんなキレるほどの事でもなくない?
ぐるぐると理由を考えてはみるものの、さっぱりわからない。
目の前にいる傑はそんな俺を冷めた目で見ている。
怖い。なに、この感じ。こんな傑知らない…。
「悟。」
「な…に。」
「考え事できる余裕があるんだ?1人で気持ちよくなって、私の気持ちを掻き回して。」
言い終わらぬうちに、傑のモノがぐりぐりと奥を攻めてきて、怖いのに気持ちよくて、もう訳がわからなくなっていた。
「うぁっ、やだ、そこ!やっだ、あぁうぁ、ぅ。」
「1人でイってさ、気持ち良かった?」
「はぁっ、も、無理、あぁっ。」
ぐいっと足を持ち上げられ傑の肩にかけられる。その体勢で一気に最奥を貫かれ、目の前に星が飛び、視界が霞む。
「ふぁっ…はぁっ、あん、あーーっ。そこ、だ、め、、!」
「喘いでばっかりいないで、ちゃんと考えな。」
「ぅ、あ、ごめん…ごめんなさぃ、あっぅぅ、ふぁっ。」
悟は涙目になりながら、必死に快感を逃がそうと腰を引くが、傑がそれを許してくれる訳がなかった。逃げようとすればする程、傑が奥に入ってきて頭がおかしくなりそうだった。
ぐっと悟の体にに体重をかけられ、息が苦しくなる。途端に傑は激しく腰を打ちつけてきて、悟は先ほどより薄くなった精液を自身の腹に吐き出した。出し入れされている場所が嫌でも目に入ってきて頭がおかしくなる。ぴん、と伸ばされた足は痙攣し、ガクガクと震えていた。
「ごめんなさ…いっ。もうむり…もうイっったぁっ、とまってぇっ、あぅ。」
「…。」
悟の懇願をガン無視して、傑は更に打ち付るスピードを上げる。
「ぅぅ、あ、ぁ。なんっでぇ、あっ。あっ、ふぅ。はっ。」
「私だって、今日はゆっくり悟と過ごしたくて。でも出来なくて、我慢してたのに、あんな電話してきてさ。酷いじゃないか。」
やばい。完全にキレてる。
「イきたかったんでしょ?イきなよ。」
イったばかりの身体に傑の雄が打ち付けられ、敏感になっている悟の中に更なる快感が上書きされていく。もうだめ。死ぬ。
一気に身体に電流が走り、イくのを止めることが出来ない。
「ゆるし…てぇっ、ごめ…んって…もう、やだぁっ、たす…けてっ。」
傑はニヤリと笑い、耳を喰みながら
「気持ち良いのを与えてるのは私なのに、やめると思う?」
そう言うと、悟の弱い所ばかり刺激してくる。
もう出ているものが性液なのか潮なのかわからないほど悟の腹に液体が溜まっていく。次第に意識が薄れていき、目の前が真っ白になった。
あ、やばい、落ちる。
与えられ過ぎた快感で意識を飛ばしかけたその時、乳首をギュウっとつねられて、悟の身体は弓なりに反り返った。落ちることも許されない。
「私まだイってないんだけど。」
繋がったまま身体を起こされ気付けばうつ伏せの状態になっていた。身動きの取れない体勢に痙攣が止まらない。
もう息も絶え絶えで上手く声を出すことも出来なくなっていた。狭くなった気道からカフ、ヒューと乾いた音が鳴る。
一段と早くなっていく抽送に身体全体がガクガクと痙攣し、打ち付ける度に悟の雄からは、びしゃびしゃと液体が飛び散っていた。
もう限界はとっくに超えていた。何度イったかわからない。
イき続けて戻ってくることが出来ない。
「悟っ。ハァっ、うっ…。」
傑が果てると同時に悟は急速に意識が薄れていった。
12/15/2023, 3:52:29 PM