せつか

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色々な事にイライラして、体のあちこちが重くて、何もやる気が起こらなくて、明日が来ることが憂鬱で、でもずっと寝てるわけにもいかなくて、自分の顔から表情が無くなっていくのが分かって、火が消えそう、というのはこういう事なんだろうと思う。

人の寿命が蝋燭の火で表現されてるのは落語の「死神」だったか。
蝋燭の火というのは目に見えて現れる老いや病や傷だけじゃなく、心がすり減っていくことも表現してるんじゃないかと思う。

消えそうな蝋燭に何を継ぎ足せばいいのだろう?
美味しい食事、充実した余暇、寄り添ってくれる友。
そういったものを少しずつ継ぎ足して、もう一度火を強くすることが出来れば、また一歩踏み出せる。

とりあえず夜中にスイーツでも食べて、切り替えますか。


END


「心の灯火」

9/2/2024, 2:29:51 PM