詩(お題)『雨に佇む』悲しみの雨に佇む濡れながら冷えながら感じて語らうたくさんの粒でさえ私を簡単に殺せないしあわせの雨に佇む穏やかで優しくて天気雨みたいだいっぱいの粒でさえ私の笑顔は引き出せない台風の雨に佇む叩かれて飛ばされて地獄を味わう狂暴な自然さえ足早(あしばや)逃げてく負け犬だ絶望の雨に佇む見上げればキラキラと宝石みたいだたくさんの愛でさえ守れぬ世界に死んでゆく
8/27/2024, 9:51:04 PM