生まれた時、僕は一人だった。そのうち、すりガラス越しの世界みたいに、世界が、鈍く、速く、回って。でも、僕らは一人だった。近くにいた一人の子に、話しかけて、二人で話した。僕と君は一人じゃなくなった。僕と君をつなぐものは、目には見えない。でも、それを僕らは大切に、どこかにしまって生きるのだ。人は、それを「絆」とでも言うのかな?
3/6/2024, 10:08:24 PM