七海 和美

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お題「終わりにしよう」(雑記)
またなんか暗いお題だなぁ。しかも小説向きの。
バッドエンドもバームクーヘンエンドもメリーバッドエンドも嫌いだし、ご都合主義で良いからハッピーエンドにしてほしい。


とか言いつつ題名見て、「Love is over」って古い歌が真っ先に出てきたけど。
「Love is over / 悲しいけれど 終わりにしよう」で歌が始まる。

……悲恋嫌いだけど、失恋の歌は別に嫌いじゃないらしい、私。と今気がついた。「遍路」は良いぞう。
中学の音楽の授業で習った「あの素晴らしい愛をもう一度」が大っっ嫌いなんだけど、終わったくせに開き直ったみたいな明るい曲調が無理。過去が美化されて余計に美しく感じられる、とか逃した魚は大きいとかそんな感じ。
しかもデュエットとかじゃなくて男二人が歌っている点に尚更「だからお前振られたんだろ」とつい思ってしまう。
同じ男側からの振られた歌なら、と思ったけど、「悲しい色やね」は女性視点だから違うよなぁ。
……ちなみに挙げた歌がことごとく昭和世代なのは全部親の趣味w

歌い出しの「命懸けてと 誓った日から」で、Twitterで見た「世界の全てが君の敵に回っても←彼女何やったんwww」を思い出した。(元の歌は不明)(君に会いたくて並に頻出だと勝手に思っているけど)
若い子に受ける歌って『世界』が学校の中とか割と狭いから「世界中が敵に感じられた」ってだけなんだろうなとは考えている。
シンガーソングライターにも深い歌詞を書く人がいるとは分かっているんだけど、「好き」とか「永遠」とか「奇跡」とか歌っちゃう神経が嫌い。だからって深すぎても読み取れない読解力しか持ち合わせていないけど。
去年辺りにたまたま調べた歌が「戦争」とか「旅」とか物騒な言葉が出てくるのにプロポーズの歌と解説されてて目玉飛んだ。「隣に君の名前を綴って良いか」って分かんねえよ!(号泣。割と好きな歌手ではある)

一人に一台TVがあるとか昔聞いたけど、CDでもカセットテープでもなく配信で歌を聴くようになってから、親の歌を子供が聴く機会も減ったんじゃないだろうか。
Spotifyとかで流していると尚更。
前の会社で知り合った少し年下の知人はものすっごい古い歌から最新(っぽい)歌までiPhoneに?色々突っ込んで、ランダムで流していたけど。
実家は自家用車でカセットテープ二本か三本を十年近くに渡って聴き続けていて、そこから好きになって今でもウォークマンに入れて聴いている歌が何曲かある。
嫌いな歌も当然あるけど。長渕剛の「とんぼ」はどうしても受け付けないし、「乾杯」は良い歌なのにねえ。友人の婚約祝いを渡す前にカラオケ行って歌ったの思い出す。(これ以外の結婚っぽい歌は「ハッピーサマーウエディング」しか知らないし歌えない)
HOUND DOGの「BRIDGE〜あの橋を渡るとき〜」とかは今も好きで聴いている。

……全然歌詞が聞き取れないまま歌っていたのが、後年借りたCDの歌詞カードで「君の名を呼ぶ オリンピックと」となっている、五輪の公式応援歌だと知って心底驚いたりもした。
漫画「動物のお医者さん」でこの歌が出てきた時に「そんなもんそりゃ知らんだろ」と思ってしまったのが悔やまれる。
くそう、あと一年遅く生まれていたら、修学旅行先の北海道で歌碑の写真が撮れたのに!!(なんで開催から二十年以上も経ってから作られたのかは不明……)
いや、日産のケンメリの木(CMに出てきた一部の世代には有名な木。よく分からない方は「日立のこの木何の木」(ガジュマル)でも想像していただけると雰囲気だけは近いかと。糸杉みたいな細い針葉樹が数本だった記憶がある)なんて、北海道に個人的に行ってもわざわざ観光先に選ばなかっただろうから良かったけども!!!

世代が違うといえば、クレヨンしんちゃんの映画「暗黒タマタマ大作戦」の終盤でしんのすけの両親:ヒロシとみさえが相手の心を読む敵に対抗するために歌った「包んでそして 結ばれた」で終わる歌も古そうだなぁと思った。今調べたらヒデとロザンナというデュエットで歌う1970年の「愛は傷つきやすく」らしい。この映画自体が1997年なので既に古いけど……。(私もまだ見に行ってなかった頃)

ちょうど映画『三丁目の夕日』とクレヨンしんちゃんの映画『嵐を呼ぶ!オトナ帝国の逆襲』がそう年を空けずに公開された時、微妙な作中年代の差が実家で話題になった。
三丁目は東京オリンピック、オトナ帝国は大阪万博、とどちらも高度経済成長期に立て続けに日本で行われた国際イベントを扱っている(三丁目の方は未視聴。「ただ懐かしいだけ」と評判も悪かったし)
が、父曰く三丁目の方は五歳上の兄(私から見て叔父)世代で懐かしいとは思えなかった、との事。
オトナ帝国がちょうど世代だったらしい(クレヨンしんちゃんにもアニメにも反対されない家庭)
オトナ帝国は……上映時は家族で見に行ったのか兄妹だけだったか忘れた。TV放映のどこかで両親が見たのは確実。
許可が取れなかったのだろうとは容易に想像がつくけど、反乱組織の名前だった「イエスタデイ・ワンス・モア」(元ネタはカーペンターズの名曲)が流れなかったのが今でも不満。カスラック。

……今気づいたけど、鬼籍に入った叔母(父の兄の妻)が叔父と十歳差と聞いたので、三丁目の感想を尋ねていたら世代が合わない、なんて話が聞けたのかな、と思った。叔父の家は衛星放送に入っていたから見た可能性は高いし。

一昨年かな? 友人と取り止めもなく喋っていたら、YouTubeでは一度も見た事ない森田童子の「僕たちの失敗」が出てきてびっくりした。友人が聞いた事なかったのはまあ世代違うしなで納得したけども。こちらも車の中で聞いていたカセットテープの一曲。
家に8cmCDが残ってて、ドラマなんか知らねーと思っていたけど(「高校教師」って何の変哲もない題名なのによく覚えていた)ドラマはめちゃくちゃ有名だったらしい。見てみたいけど、Wikipediaで粗筋読む限りVHSも円盤もないだろうなぁ。配信なんか期待していない。
そしてその時ウォークマンで流していたQUEENの「I was born to love you」(ドラマ「プライド」)と同じ脚本家で一番びっくりした。


……歌の話で終わってしまいました。しかも古い!アプリの読者層で分かる人いるのか……?

7/15/2024, 2:15:14 PM