お題:待ってて紅茶を飲んで喉を焼いているのです。あなたの香り、ぶちまけて。下品にじゃぶじゃぶ、せっかちの味。ちょうだいね、最後の一滴までも。泳ぐ茶葉に目、奪われるふりをして茫然とする。熱湯で喉を爛れさせているのです。搾り取らせて、苦味すら知りたい。注ぐ紅茶に心、奪われるふりをして虚空見つめる。浴びるならシャワーより紅茶がいいわ。そっとミルクも注ぎ込んで。覚えているの、ふざけているわ。思い出の紅茶、自傷行為。
2/13/2024, 4:09:27 PM