駆ける鱗

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お題 たまには

昔の記憶 遠い夢の泡沫の記憶

自分が自分でなかった頃 瑞穂の国または秋津島に
行く前に琉球という國に行ったらしい
たまたま通ったとも言える
主様に【國が危険でございます。仙女である御主人様とて危険であると申し上げます】
このように告げたらしい

そこで琉球の國を通って今では暁すら見えない日の出國を目指したそうな

自分と仙女様は大層歓迎されたと言われる
当時から『日の出の国 黄金と称された国 瑞穂の国』よりもこちらの方が交流があり、一つの【國として認められていた】からである

ただ、その時はその当時の姫君に気づかなかった
いや、女神だったのかはわからない
しかし、姫か女神かわからないが歳上だったにもかかわらず自分は歳下の方と勘違いをしてしまった…そうな

本当にたまたまだった また、朝が来ると覚める夢
泡沫であり月城なのかもしれない
ふと、根の国であるニライカナイを探したからなのかもしれない

3/5/2024, 6:54:47 PM