🌿こんばんは🌿
   寒いですね。
   寒くなってきましたね、昨日も言いましたが、非常に冷えてまいりました!
冷えてくるとてべたくなるもの、がありますよね〜。
「せーのっ」で言いません?
いきますよ?
せー...「おでん」ですねぇ。
「お鍋」も捨て難いけれど、いつもこの時期になりますとね2日かけておでんを作るんです✨
「おでんに二日?   かかんないでしょ。具材をぶち込んでおでんの素を入れれば終わりじゃん」
   そんな声が聞こえてきそうですが、ところがどっこいのスットコドッコイかかるんですよねー。それは何故か。「お出汁」を取るのに一日、そしておでん作り本番で一日、ということで合わせて二日なんですね☝
    お出汁は...まぁ、水出しする訳ですよ(合わせ出汁ね)。具材は定番のものですか、大根、こんにゃく、卵、餅巾着、ごぼ天、がんもなどなど。もちろん、ハンペンや牛すじも忘れてはいませんよ( *¯ ꒳¯*)エッヘン
   でもね、大根は下茹でを。こんにゃくは塩もみをして、下茹をしてから本調理になるので時間がかかるんですね。作る時は実家に帰省して作るのですが、母も妹も兄も喜んで食べてくれるので作りがいがありますね✨
《だいたい、20~25人前くらいを作るんです》
   これだけ大量に作るので二日は最低でもかかっちゃうというわけでござるよ。それで、無くなるのは一瞬ですね。特にこんにゃくの売れ行きは素晴らしいのです!   もともと、家族はこんにゃくはそんなに好きではなかったのですが私のおでんで大好きになってくれたようで嬉しい限りです🌈
「おでんに、そんなに手間隙かけるなら普段の料理も?   おでんだけだべぇ」
    普段からですね。えぇ、普段から。こだわりが強くてなんでも気が済むまでやりたいんですね。手間隙かけた分、美味しいといって食べてくれるのは嬉しいですからね。とはいえ、普段は自炊であって私が食べるだけですけれどね。たまに恋人におすそ分けすると喜んでくれるのが救いですね✨   (今は別れたので独り身ですけどね)
   それはそうと、お鍋も捨てがたいと冒頭で触れましたが、お鍋はバリエーションが豊かで、基本的には食べたい具材をぶち込むだけなんですよね。これがいいの。楽なのに美味しく、温まることもできるのだから正に至高ですよね( *¯ ꒳¯*)エッヘン
    そんなわけでね、私の話を詠んでいるあなた!  食べたくなってきたんじゃないですか?   勝新太郎さん主演の「座頭市」にて、たっぷりのカラシを付けておでんを食べるシーンがありますが、あんな風に見ていると食べたくといったように、あなたのお口は「おでん」か「おなべ」仕様になったのではござらぬかー?
    おでんのお口になったところで、今日はいつもとはすこし違う詩を贈ります。私の詩はわかり難いと思いますので、シンプルでストレートなものを詠みましたので、ぜひおめ通しくださいませ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
ーーどうぞ...。
『電車、山陰にて』
窓に映る
知らない街の屋根
カタン、コトン
振動のリズムが
詩を運ぶ
線路という名の五線譜をなぞりながら
古びた駅の名標に
耳慣れない地名が並ぶ
けれどそれが
旅というものだ
少年が持つ駅弁
隣席の老婆のうたた寝
遠くの海が
一瞬だけ姿を現して消える
ページは開かれていない
でも心のノートは
すでに書き始めている
「いつかまた来るよ」
そう心の中で
見知らぬ町に言葉を置く
*
人知れず孤独に歩む誰かの旅路は
はからずも知らぬ誰かの暮らしの中
その人も誰かの視界の隅の果て
静かに過ぎてきえてゆく
人と人は、意図せずとも繋ごっているものです。誰かは必ず誰かの営みの中にいるんですね。その中でも、人は必ず孤独という「個」をもって生きていくのです。
10/19/2025, 11:04:13 AM