見知らぬ世界

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#沈む夕日

私と彼は、沈む夕日の中、川の前にある草っ原で寝っ転がっている。

「はぁ……懐かしいな、こうするの。何年ぶり?」

彼はニコッとしながら言う。

「どうだろう。5年ぶりかなー?」

私がそう言うと彼は、

「もうそんなに経つのかー。時の流れって早いもんだ!」

と、クスクスと隣で笑う彼。

そんな彼の笑う姿をあとどのくらい、

隣で見られるのだろうか────。

4/7/2023, 12:32:39 PM