私だけ。
貴方のことが好きなのは。
うんん。
そんなことない。
クラスの子にも好かれている。
最悪で最低な事実。
いいよ。
-
だって本当に好きなのは私だもんね?
って、そんな訳ないか。
てんで駄目な私の事なんか誰も好きになんてなりはしない。
私自身も否定するような、そんなダメ人間。
ただ、そこら辺にいる普通の脇役。
知ってくれてる人なんているはずが無い。
自信が無いの。
知ってくれてる人がいないだもん。
んん?そっか、それって。
がんばって日々を生きている私に失礼だよね。
………私、頑張ってんのかな。
怠惰な日々を過ごすだけの私が、私に向かって失礼なんて。
失礼なんて、言っていいのかな?それこそ、日々がんばって働いている人に失礼じゃない?
のこのこ仕事場にやってきて「頑張ってますね」って言うくらい失礼じゃない?
……今年こそ、自分を責めないって決めたのに。
とっとと消えてしまいたいくらい自分を責めってるっておかしくない?
だけど、仕方ないよね。
今までやって来たことを今更。
直ぐに変えることなんてできない。
昨日だってこうやって反省したはずなのに。
なんで、私ってこう、すぐに反省出来ないんだろう。
飲み込んできた言葉。
憎らしくて憎らしくて仕方が無い。
-
あそこで飲み込んでいなければ、私は変われた?
私だけ。
特別って思ってない?
ー私だけー
7/19/2024, 7:10:12 AM