るな

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飛べない鳥
       作者 新田るな


僕はみんなと違う。生まれた心も生まれた場所もみんなとは違う。だから、よく差別というのをよく鳥の住民にされています。だけど、僕は気にしない僕がポジティブ発想っていうことではない、ただただ神様に選ばれし者なのだと思っているからだ。親が僕に言う口癖がそれだ。でも、ある日僕の親は誰も知らない路地で息がなくなっていた。二人仲良く空想な手を繋ぎながらだ。僕はその真ん中に入りながら僕も息を無くしたかった。でも、人間というめずらしい生き物に石を投げられ痛くて真ん中に入れずに羽だけが一つずつなくなっていた。そう、死ねなかったのだ。鳥の住民のみんなにはもっと酷い目で見られてしまった。
「なんでこんな奴がこの村にいるの気持ち悪い」
と言われて七年が経った。僕は耐え続けた。僕のことを褒めてくれる人すらいないから悲しいと心が静かにいつもいつも囁やいている。体全身にだ。あぁ〜。そろそろ僕も死のうかな。僕は誰にも大切にされていない。そういえる根拠、自信もたっくさんある。僕には羽がない。飛べない。こんな奴が生きてて良いって言えるか。病んでる僕は路地をずーっと探している。親と同じ路地で死んだらまた、石を投げられると思ったからだ。
「あった。路地。」
とっても嬉しかった。やっと死ねるからだ。親と同じ場所に行けると思った。でも、その時
「何してんの?可愛い小鳥ちゃん?」
大人な美人な女が目の前にいた。僕はどっかでこの女の人間を見たことがあった。その瞬間、僕はこの女の人間に憎しみが湧いた。そうこの女の人間は僕に石を投げた少女だったからだ。
僕は女の人間を翼で殴ろうと手を伸ばした時
「ごめんね。小鳥さん?七年前君に似た小鳥に石を投げちゃったのその小鳥さんは鳥の親と一緒に亡くなるのかなぁ〜って思っちゃったから石を投げちゃったの。ごめんね。私のおばあちゃんは死のうとしている生き物はなんでもしていいから助けなさいと言われているの。でも、やりすぎちゃったよね。ごめんね。本当に。」
そう言って女の人間は優しい温かい手で僕のことを涙目で見ながら撫でてくれた。僕の憎しみはどんどん薄れていった。僕の心は少しだけ固まった。考えているのだ。
羽がなくても心はある一つなくしたってまだすべてはある。僕は女の人間に学ばされた。今では、人間に飼われています。僕の名前は「飛べない鳥」

11/12/2023, 6:25:16 AM