喉の中腹、食道にキツツキが開けた穴で、そっと息を潜めてる。外には出てこない。ただただまっすぐな視線を送る。表情は、見えない。いつの日か、私が目を離した隙に羽ばたいて、口からポロリと落ちてしまう。そんな危なっかしさを、チラつかせ、羽ばたいた空から私を嘲笑う準備を、いつも完璧に仕込んで。/終わりにしよう
7/15/2021, 12:18:25 PM