「金の斧と銀の斧、君が落としたのはどっち?」斧なんて落とした記憶がない、いや、そもそも持ったこともない僕は、戸惑った。「どちらも僕のじゃありません」僕が答えると、神様はこう言った。「正直者の君には、両方を授けよう。では」い、い、いらねぇぇぇっ!そう思いつつ、僕は神様が残していった二つの斧を手に、途方に暮れるのだった。
7/28/2024, 9:52:28 AM