幸せに
家には、10歳の老犬がいる。
見た目は子犬だが、人間なら還暦ぐらい。
子供がいない我が家では、欠かせない存在で、
その子から親心や子供を心配する親の悲しみとかを
教えてもらった。
昨秋、友達と2泊3日の旅行に行った際、その子を
知り合いに預かってもらった。
私たち以上に可愛がってもらったが、その子の
精神に支障をきたし、痩せ細ってしまった。
その際、その子の弱さと親の無責任を思い知った。
もう、そんなことはしない。申し訳ない。
そんなに私たちが必要だったとは。
あと何年生きてくれるかは、その子の運命だが、
それまでは、どうか幸せに生きてほしい。
ずっとそばにいるから。
もう離れないから。
3/31/2024, 12:27:26 PM