憂一

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『特別な存在』

特別な存在はいつも、失った存在と等しい。
失ったゆえに、その不在に対して思いを馳せることが多くなり、段々と自分の中で特別になっていく。
サン・テグジュペリが『星の王子さま』で書いたように、ある存在を大切に思うのは、その存在のためにどれだけの時間を費やしたか、なのだろう。

3/23/2024, 4:23:21 PM