NoName

Open App

誰も歩いていないところに足跡をつけたい。
僕はそう思って、小さな冒険を始めました。
お母さんに見つからないように、そおっとお部屋を抜け出して。
さあ、冒険の始まりだ。
行き先は決まっていた。
近所の丘だ。あそこなら、まだ誰も行っていないだろう。
小さな足でトテトテ進んでいくと、数分ぐらいで着きました。
思ったとおり、誰もきていないようです。
僕はワクワクした気持ちで、雪原に入って行きました。
これだから、冬は大好きなんだ。

12/8/2025, 10:56:25 AM