「光と闇の狭間で」
自分の中の、天使と悪魔がケンカしてる。
「ちよっと、そこまで真面目にしなくていいよ。手ぇ抜きなよ、皆やってるよ?」悪魔が闇の中から囁く。
「駄目だよ、皆がやってるからって、正しいって事じゃないよ。やるべき事をやらないと落ち着かないでしょ?」天使が光の中から囁く。
基本的には、天使の言う通りにしてる。
だって、手抜いて困るのは結局自分だし、自分を誤魔化して「大丈夫!!」って言ってても、心の中では落ち着かない。
そんな、落ち着かない気持ちを抱えて居る位なら、ちょっとしんどくても、自分を誤魔化さずにキチンとした方がスッキリする。
自分でも、つくづく損な性分だと思う。
不器用で、要領も悪いと思う。
人に搾取されて、疲れ果てる時もあるし、怒りに支配されてしまう時もある。
闇落ちして、暫く立ち直れずに、何もかもが嫌になる時もある。
良い意味での適当さはないのに、ある日疲れ果てて、悪い意味でいい加減になってしまう時もあって、自分でもホントに駄目だなって思う時もある。
けれど、いつも一生懸命頑張ってる自分は、嫌いじゃない。
損でも、要領悪くても、みっともなく足掻いてても、それが私だから。
光と闇の狭間に居る時もあるけど。
でも、光も闇も、善も悪も、全部飲み込んで、その上での私だから。
一所懸命、一生懸命、生きて行く。
12/2/2024, 10:51:40 AM