これは運が悪かった日の話だ。学校が終わり、家に歩いて戻っている途中、雨が降った。しかもその雨は傘をさしてもぬれるほどだった。私は[今すぐに車に乗って帰りたい]と思ったがそうもできないため、仕方なく傘で帰り続けることにした。ぬれながらも、しばらく歩き続けて、やっと家についた。その頃にはもう服がビシャビシャにぬれていた。そのため私は、これから服がぬれない、喜びをその場で噛み締めていた。しかし、その喜びは一瞬にすぎなかった。家に帰ってしばらくして、雨が止んだのだ。私は雨が止んだ空を見て[もう少し遅く学校をでていたらな]とはやく学校を出たことを後悔した。
6/2/2025, 1:41:55 AM