短編小説 しらたま

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もしも去年にタイムリープできたならば奇跡の今を再現出来ないだろう。それほどまでに今の自分があるのは奇跡だと思う。

・まさか彼女ができるなんて……。
・親友とは縁を切ったなんて。
・そしてゲーム友達ができたなんて。

想像もできない世界に変わっていた。盛者必衰の理をあらわす。言葉通り心栄えた時間と仲間でさえもいつか終わりを迎える。しかし思った。
ーーー〜逆もあるのでは?〜ーーー
それでも傷が言えた訳では無い。古傷は抱えて生きていこう。未来のために僕は歩き出した。
「しゅうとだよ。これからも頑張るね!」

12/30/2023, 2:28:29 PM