『夢が醒める前に』
今日は、この物語を完成させるのに少し時間がかかったよ。
是非見てほしい!!
私は、街を歩いていた。
普通に、ごく普通に…。
でも違った―――。
友達と歩いていると、目の前に見覚えのある女の人が立っていた。
髪の毛は短くて、長いスカート。服は白色…。
「…お母さん?」
そう、私のお母さんだった。
6年前に亡くなったはずの…。
『み、みか?』
隣に立っていた友達が、私に声をかけた。
横を見ると、友達の左腕が消えかけていた。
「うそ。なんで消えてるの?待って、私をおいて行かないで!!!」
この友達は、私の唯一の親友だった。
お母さんを亡くして希望を失ったお父さんは、山奥で行方不明になり、家族として一緒に暮らしてくれたのはこの、今消えかけている親友だった。
「いや、いや、消えないで!!」
『みか、お母さんが目の前にいるんだから、これからはお母さんといっしょに暮らして。幸せにね。』
親友はそう言うと、姿を消した。
『みか。久しぶりね。元気だった?』
お母さんが私の肩に手をかけて言った。
「元気、だけど?みかがいなくなった…。私の唯一の希望だったのに…。」
『私がいるでしょ、みか。ほら、家に帰りましょ。』
私は、お母さんに手を引っ張られた。
「…なんでいきなり消えたりするの?おかしいよ…。」
お母さんに手を引っ張られている私は、まわりを見た。それでやっと頭が追いついてきた。
ここは、現実の世界じゃなかったのだ。
ここは、夢の世界!!!
つまりホントは、親友は消えていないってこと!!!
それならしっかりと、現実では会えないお母さんに伝えたかったことを言おう。
夢が醒める前に…。
3/20/2026, 10:47:55 AM