忘れたくても忘れられないことやものは自らが苦い苦しい出来事を乗り越えて頭だけではなく気持ちや身体に刻み込まれたことを言うのかなと私は思います。
一つは祖父の死でした、祖父が他界する前、危篤になる前の僅かな時間を中学生の私と祖父は言葉を多くは語らないまでもその背中や行動や姿で語ってくれました。
そして、亡くなる直前、祖母や息子達(父や叔父達)、私たち(孫達)に見守られながら穏やかに息を引き取りました、その時にもっといろいろ言葉を交わしておけばとか人が死ぬ悲しさとかを肌で感じた瞬間でした。
二つ目は敗北を知るから勝利が格別に嬉しかった、高校時代に和太鼓を部活でしていて、部活である以上発表する機会があり、大会もありました、スポーツでいうところのインターハイの県代表を決めるような大会があり2年生の時に自分達が主になって出場するのですが惨敗、すごく悔しい反面、結果通りな気もしました、その時はあまり真剣に和太鼓に打ち込めてなかった気がしたからです、しかし、3年生になり様々なことがある中で心境の変化、環境の変化もあるなかで自らと向き合うことができ、それでも大会へのプレッシャーなどから涙を流したことやぶつかることもあったけど、結果は優勝することができて、その結果発表の瞬間の感動は身体が覚えてる。
3つ目は娘を抱いた時、今これを書いてる現時点で私は血の繋がる我が子を抱いたのは一度きりです。
やはり我が子を抱けるというのは人生で素晴らしい経験の一つだと思う、離婚により離れ離れになっているからこそ我が子を抱っこした瞬間が愛おしくも忘れられない思い出になってますね。
健康ですくすくと育ってくれることを願うばかりです、願わくばいつかはそんな我が子に会いたい、そのために今を精一杯生きねばとおもいます。
10/17/2024, 12:48:51 PM